第26回言語聴覚士国家試験の結果が発表されました

去る3月26日、第26回言語聴覚士国家試験の結果が発表されました。
合格された皆さん、おめでとうございます!


さて、第26回国試の受験者数、合格者数、合格率は以下のとおりでした。

受験者数 2,431人(前年比-84人)
合格者数 1,761人(前年比+65人)
合格率  72.4%(前年比+5.0%

ということで、第26回国試は前回よりも合格率が5.0ポイント上昇しました。
実際に問題を見た印象では、今回はマニアックな問題や引っ掛け問題が少なかったように感じます。
これが合格率上昇の最大の要因なのではないかと推測します。

合格率の推移(過去5年)は以下のようになりました。

第26回 72.4%
第25回 67.4%
第24回 75.0%
第23回 69.4%
第22回 65.4%

第26回国試は過去5年で2番目に高い合格率となりました。
また、過去の言語聴覚士国家試験の合格率は「60~65%(低い回は60%を下回る)」というのが相場だったのですが、近年は「65~70%(高い回は70%を上回る)」に変わってきています。
これもマニアックな問題や引っ掛け問題が減ってきたことが影響しているように思われます。
今後もこの傾向は続くと予測されるので、教科書に載るかどうか微妙なラインの用語にまで手を出すよりも、教科書レベルの用語を確実に押さえることが合格への近道になりそうです。

今年受験された皆さん、改めてお疲れさまでした。
来年の受験を考えている皆さんは勝負の1年、頑張ってほしいと思います!